40代でモーレツに投資したくなる本
こんにちは、唯一の趣味が読書の森の編集者です。
人生の中間地点を迎える40代。
そろそろ老後について考えなければならない年代です。
今回紹介する本は、ごく普通のサラリーマンが投資によって2億円を稼いだ話です。しかも2度も。
どん底サラリーマンが2億円を貯めた話
食品メーカーに勤めるDokGen(ドクゲン)さんが書いた本。
タイトルの通り、これから社会に出る息子さんにむけてお金や投資の話を伝える内容になっています。
ただし息子さんと同年代だけでなく、30代・40代でこれから投資をする人にとっても十分読み応えのある内容です。専門的な話もなくスッと頭のなかに入ってきました。
思いがけずシングルファーザーになった著者が、投資によって2億円を稼ぐことができたという話。そこにいたるまでの苦難・努力がひしひしと伝わってきます。
この本では著者が2億円を貯めた話がつづられています。
一見のところ、夢物語のように思われるかもしれません。
でも違いました。読むにつれて納得できる、現実的な内容でした。
投資資金1000万円を貯めた努力
深くは語られていませんが元手90万円をわずか4年で1,000万円に。それは徹底した倹約によるもの。
著者の年収は400万。半分である200万を家族の生活費にあて、残りの200万を貯金へ回したそうです。社宅など有利な点はあるものの、紛れもない努力のたまものです。
億り人になるためにはリスクも必要
私が過去に読んだ本では、「インデックスファンドを持ち続けることが基本だ」という『ほっとけ投資』とありました。
ただし、この方法だと【億】に到達するのは到底不可能。著者は2度めの2億円を達成した際は「信用取引」を活用した。
正直言うと私はこれまで投資とは無縁、まったく興味も関心もありませんでした。
ただこの本を読んでからさっそく楽天証券に口座を開設しちゃいました。
著者のように2億円を稼ぎたいと夢見たというより、銀行に預けているだけではお金はお金のままで変わらないと実感したからです。
まとめ
「サラリーだけで生きられる時代は終わった」著者はそう述べていますし、国をあげて副業や税制優遇などをおこなっていることから間違いなくそのような世の中になっています。
巻末には著者が実際に株を買った銘柄を公開しています。
「興味のある企業に投資すべき」と話していますが私ならどうしよう。
余談ですがDokGenさんと同じく私もバツ歴があります。似たような境遇も合ってどんどんと引き込まれたのかもしれません。
(息子さんがグレていた時期に骨折させられたこと、戦々恐々としています)